黄泉記

月夜野よみのブログ(通称:ヨミログ)
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ゆらり
神は誰しもの祈りを受け そして其れを裏切る
非情ではなく薄情でもないと言われる所以は 愛


此の世界で何人が本当の愛を見つける事ができるだろうか。
という締めくくりでそのノートに書かれた文章は終っていた。

再び招かれざる訪問者が此の内にやってくることができた。
それは恐らく『守る力』が弱っている所為であろう。

兎に角、此処に長居する訳にもいかず出口を探さねばならなかった。
ふと、思いだす。

戦いは死

何か腑に落ちない気持ちがした言葉。彼女の誓った言葉。
それが…否、万物が問い続ける死という存在への一つの回答は明らかで…
と、思った瞬間に再び紙切れが舞い落ちて来た。


決して恩を裏切る事勿れ。
彼こそは我が正とし、彼こそが我が聖域とせん。


以前に比べて理解し難い文体。
踏み入れる度に示される言葉。
つまり此れは『公に向けるべき誓約』であり彼女と世界を繋ぐ『枷』
手元の紙を裏返すとやはり文章が書いてあった。


赤月の昇りに狂を預け、神さえも縛らん。

意味は分からない。意図的に意味を朧にしているようだ。
ふと手元に視線を戻すと其れは消えかかっていた。
主が戻ってきたようだ。

そして、主は現世を呼び問う。


『何か見たのかゃ?』
21:22 | 月詠ノ雫 | comments(0) | trackbacks(0)
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